「片思いのこの気持ち」
放課後。山本はいつものように野球のユニフォームを着て準備運動をしていた。
「山本!!」
「お、どしたツナ?」
ツナは山本の前に汗だくになってやって来た。
髪も肌にくっついていたほどであった。
「ご・・・獄寺君がいなくなっちゃったんだ!!」
「・・・・・へ・・?」
「ねぇ、山本は獄寺君がどこにいるか知らない?」
そういえば、午後の授業から全然いなかった。
多分さぼりかな?なんて思ってたんだけど。。。
「よし、二人で獄寺を探そう。」
「う・・・・うん!」
本当は野球の練習したかったんだけど・・・。
でも、ツナのお願いはオレ断れないしな!
二人は急いで獄寺を探すこととなった。
理科室・家庭科室・技術室・視聴覚室・教室・体育館・・・・・
どこを探しても獄寺の獄の字も出てこない。
探してから1時間が経過した。
「っはぁ・・・はぁ・・。」
ツナ疲れたのか息切れをする。
山本はツナを見て限界だと思った。
「ツナ、オレがあと探すからツナは少し休んでろ。っな?」
ツナはブンブンっと横に振った。
「・・・まだ・・まだ大丈夫だから・・探そう・・!」
あ・・・やっぱり、これがツナなんだよな。
友達のこととなると必死に頑張るんだもんなー・・・。
「よし、5分休憩したら今度は外を見てみようぜ?」
「うん・・!」
それからまた探すこととなった。
っだが獄寺は全然姿をあらわさない。
もうあたりは暗くなり始めていた。
「・・・はぁ・・・はぁ。。。」
「ッツナ!?」
ツナは疲れたのかその場にしゃがみこんでしまった。
「だ・・大丈夫か?少し休め。っな?」
ツナはホッペを赤くし、体中から汗がでていた。
「ご・・ごめん・・・す・・少しだけ休ませて。」
「無理すんなよ?」
「うん。。。」
山本はツナに近くのコンビニで買ってきたジュースを手渡した。
「あ・・・ありがと。」
「いいって!」
コクコクとツナはジュースを飲み干す。
「な・・・なぁツナ・・・。」
「うん?」
山本は耳まで真っ赤にしていた。
「どうしたの?」
「あ・・・俺さ、ツ・・・ツナのこと・・・実は好・・・」
「十代目〜!!」
「「!?」」
なんと前からあの獄寺が走ってきたのではないか!
「ちょ・・・獄寺お前、どこいってたんだよ。」
「あぁ?俺はちょっくらダイナマイトを購入する手続きをしていたがどうかしたのかよ。」
「「・・・・・・・・・ダイナマイト・・・?」」
ツナは後ろにバタンを倒れこんだ。
「よかった〜・・・無事で。。。」
「十代目?」
「これからはちゃんと連絡してから出かけてよね。」
「・・・?・・・は・・・はい。すみません。」
月は僕らをみて微笑んでいるようだった。
くー・・・・く・・・・・・・・。
「「・・・・・。」」
ツナは疲れたのか寝てしまった。
「ツナはお前を探すのに必死だったんだぞ?」
「・・・。」
獄寺は反省しているようで黙りこくっていた。
「とりあえず、俺ツナを送ってくるから。」
そういうと山本はツナを背中に乗せた。
「獄寺はどうする?」
「・・・いや・・・いい。」
獄寺は何かを察していたようだった。
「そっか。じゃな!」
山本はツナと共にいなくなっていった。
「十代目のこと好きなら早く告白すればいいのに。このクソ野球野郎。」
すーーーす。。。
ツナの寝息が聞こえる。
おんぶしていると自分が親になった気分になる。
そのときだった。
「ず・・・ずっと友達でいたいのら。。ん・・・」
「!!」
一瞬起きたのかと思ったのだが
「寝言か・・・。」
・・・・ツナ、俺お前のこと好きなんだぜ?
*あとがき*
初めてのリボーン小説いかがでしたでしょうか?
好きな人のことを思い浮かべて書いてみたのですが。。。。
山本の片思い+山獄友情+獄ツナ友情みたいな感じになってしまいました;
山ツナになってほしかったのですが、あえて片思いにしてみましたv
これからもよろしくお願いします。
070601 春日ソラ