「男の子は泣いちゃ駄目よ?だっていつか私みたいな子を守らなきゃいけないんだから・・。」
『森の夜の幸せ』
ふと思い出す。
確かあれは6歳の頃、俺は一人で森の中で本を広げていた。
必死に本を呼んでいたのかもう気が付いたらあたりは真っ暗になっていた。
(帰らなきゃ。)
そう思って走ってみたんだけど、あたりは昼の世界とはまるで違った。
「・・・こわい・・・こわいょ・・。」
こわくてその場に座り込んだ。
「誰か・・だれか助けて!!!」
目を、ぎゅッと強くしめた。
そのときだった。
「エド!!」
あたりは真っ暗で誰かが分からなかった。
ただ手を引っ張って俺を家まで届けてくれた。
あの人はだれだったんだろうか・・・・・。
「まもなくリゼンブール、リゼンブールだぁよっと。」
俺たちは懐かしの故郷、リゼンブールに来た。
「久しぶりだね、兄さん。」
「あぁ、そうだな・・・・。」
・ ・
あの禁忌を犯してからは戻らないっと強く思っていたのだが・・・・;
機械鎧が故障してしまい、此処にくることになった。
エドはしぶしぶそこに立っているようだった。
一方アルはすんごく幸せそうだ。
二人はしばらく道のりにそって歩く。
足元にはかわいい花たちがエド達を迎え、上を見ると今度は鳥たちが迎え入れてくれる。
歩いていくと大きな家がある。
そこはかつてよく遊んでいた場所。
ウィンリィの家だ。
今日は此処で寝泊りする予定となっている。
「元気かな・・・ウィンリィ。」
アルはすごく楽しみなのかたまに歌声がエドの耳に届く。
「おいおい、アル。あんましそんなこというな。あいつはなブ・・・」
ガッツーン!!!!
重たいものがエドの頭の上にクリティカルヒットした。
「いってぇぇぇぇぇぇぇ・・・おい、ウィンリィ!!!!」
エドが叫ぶと2階の窓がら笑い声がした。
「だって、何か今、変な言葉を発しようとしていたでしょ?それを止めただけよ〜?」
「こっのやろう・・・!!」
「ちょ・・・ちょ兄さん!!!」
暴れ狂うエドをアルは必死にくい止める。
さすがアル、弟であったのかしらないが、手なずけるのになれている模様。
あたりは暗くなり始め、もう夕飯の時間へとなった。
今夜は二人が大好きなシチュー。
あったかーいそれはすごく美味しかった。
・ ・
夜、エドは一人であの森へといった。
どうしても誰が助けてくれたのかを思い出したくて―・・・・。
「・・・・。」
っでもあたりには何もない。
ガサッ!!!!
「・・・!!」
何か音がした。
熊かな・・・?っと思い身をかがめる。
そのときだった。
「わぁ!!」
「わ・・・わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!って・・・ウィンリィ・・・?」
「何よ、気づくの早すぎない?」
ウィンリィは近くの小石に座った。
「なんでお前が此処に俺がいるってわかったんだよ。」
「え・・・だって、昔からあんた、ここ好きだったでしょ?」
「・・・・へ・・・?」
「あら、覚えていないの?よくエドは此処で分厚い本をもって此処で読んでいたのよ?」
「へ・・・へぇ・・。」
「たしか一回夜まで読んでて皆を心配させたのよね。」
「・・・そのときの俺を見つけたのって・・・?」
「ん?私よ?」
衝撃が走った。
まさかこんなに近くにいるとは・・・!
「もしも〜し?エドどうしたの?そろそろ帰ろうよ。」
「あ、あぁ。」
「な・・・なぁウィンリィ・・・?」
「何?」
「あの時はありがとな!」
*あとがき*
初めてのエドウィン話・・どうでしたか?
いつもはロイエドばっかり書いていたのですが、こういう話もありかな・・・っとハガレンの小説6を見て思いました。
あと、昔書いたロイエドもupしたかったのですが、なんと紛失!!
なのでゆっくーり更新していきたいと思ってます。
ここまで読んでくださり感謝ですv
070615 春日ソラ